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開催・報告・お知らせ
令和4年度第1回富山県生活習慣病検診従事者研修会に参加して
2022.08.01
厚生連高岡病院 山田直子
富山県では富山県臨床細胞学会が主催とする研修会が毎年10回前後行われています。近年はコロナ禍ということもあり、研修会の縮小などで開催が少なくなってきていました。先日令和4年6月18日(土)研修会が開催され、その内容について報告したいと思います。研修会に先立ち、富山県臨床細胞学会臨時総会が行われ、新理事長となられました、富山市民病院の齋藤勝彦先生からのご挨拶や今年度の研修会の計画が示されました。また、富山県臨床細胞学会総会にて名誉会員第1号に承認されました、寺畑信太郎先生に感謝状が贈られ、ご挨拶などがありました。
今回の研修会は現地とWebとのハイブリッド方式で行われました。以下のプログラム内容で行われ、私はZoomで参加しました。
まずは、黒部市民病院の高川清先生より「疑陰性・疑陽性について考えてみる/人は失敗から学べるのか~私の失敗談」についての講演でした。実務的なことのみならず、先生の体験談などのお話を聞かせていただき大変興味深いものでした。
続いて3例の症例提示がありました。出題者が細胞像を提示し、その細胞像から何を推定するか5つの選択肢がポップアップされその中から1つを選択し、回答する形式で行われました。数分後にはそれぞれ選択肢の回答者数が表示されます。現地にて参加されている方の回答は挙手により確認されました。このような機能を用いたZoomでの研修会は、これまでの研修会とは大きく異なり参加者がどのように考えたのかを知ることができ、大変面白い方法だと思いました。その後、出題者より症例の解説があり、ディスカッションなどが行われました。
以下は今年度予定されている研修会の実施計画です。今年度は現地とWebでのハイブリッド方式での研修会が企画されています。今回のようなWebでの回答形式で行われるのは初めてでしたが、とても分かりやすくスムーズな進行でした。
研修会の準備に携わられた方々ありがとうございました。