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開催・報告・お知らせ
令和2年度富山県医学検査学会(第45回)が開催されました
2021.03.02
富山県医学検査学会が開催されました。
富山県臨床検査技師会 常務理事 広報部長
田近 洋介
2月27日富山県医師会館1階大ホールにおいて、令和2年度富山県医学検査学会が開催されました。コロナ禍では有りますが、受付での手指消毒、マスク着用、検温を行い、さらに発表者など発言する者の前にはアクリル板を設置し、使用のたびにマイクやパソコン、アクリル板をアルコールで消毒するなど、感染対策を徹底して行いました。
演題数は例年とほとんど変わらず8題の発表があり、活発な議論も行われました。例年この学会では、若手技師や初めて発表を行う者などがエントリーして経験を積む場としての役割もある会となっております。
一般演題
臨床一般部門
座長:金森 隆樹(厚生連高岡病院)
演題 1 「当院の尿沈渣における精度保障に向けての取り組み」
上條 詩織(JCHO 高岡ふしき病院)
臨床生理部門
座長:横田 綾(富山大学附属病院)
演題 2 「男性乳癌の 1 例」
川口 紗衣香(富山県済生会 富山病院)
演題 3 「粘膜下腫瘍と鑑別が困難であった結腸間膜デスモイド腫瘍の一例」
石倉 宗弥(富山市民病院)
演題 4 「心電図検査・心臓超音波検査が
発見の契機となった肺血栓塞栓症の一例」
和田 ちづる(富山赤十字病院)
演題 5 「頚動脈超音波検査時に発見した、
頚静脈穿刺によって生じた血栓の一例」
坂本 愛恵(高岡市民病院)
微生物部門
座長:中村 雅彦(富山県立中央病院)
演題 6 「POT 法が有効であった MRSA アウトブレイク事例」
富田 優希(富山大学附属病院)
演題 7 「新生児髄膜炎で S. pasteurianus が検出された一症例」
岩倉 志織(厚生連 高岡病院)
演題 8 「当院における血液培養採取状況」
柏木 裕太郎(富山市民病院)
また、今年は中部圏支部医学検査学会を当会が中心となり開催する予定となっており、その予行練習としての位置づけでもありました。しかし、当日には南部学会長、沢井学会実行委員長より発表があったとおり、中部圏支部医学検査学会はWeb学会になる事が決定しております。今回参加できなかった会員の皆様には、是非参加していただきたいと共に演題のエントリーもお待ちしておりますのでよろしくお願い致します。