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開催・報告・お知らせ
珈琲ブレイク 2023年10月<魔法の美術館>
2023.10.01
魔法の美術館
金沢医科大学氷見市民病院 根山正美
7/22~9/3の間、見て・触れて・光と遊ぶ、新しい体験型アート展が高岡市美術館にて開催されました。
(今年は全国5会場で開催)
現代ではコンピュ-タ-が一般に浸透して、アートシ-ンにおいてもコンピュ-タ-による表現が飛躍的な広がりを見せています。
本展は、そうしたコンピュ-タ-によるデジタルの要素を融合させたアートを展示するものです。
7組の作家13作品の内、一部を紹介したいと思います。
1.藤本直明さんのImmersive Shadow:Bubbles
壁に映し出された柔らかいボールを、自分の影で触ったり弾いたりすることで映像のボールが変形するため、全身を自由に動かしながら楽しめます。
2.的場やすし・山野真吾・徳井太郎さんのSplashDisplay
動きまわる的にボールを当てると光の波紋が広がり、幻想的な色とりどりの粒が噴水のように舞い上がります。時に、子供たちの背丈以上の高さにもなり、そのダイナミックさに大興奮。
3.佐藤江未さんのPride of Bag closures:type Angelus
日用品などを集合体にした造形に光を当てると、想像もできないような影が壁に現れます。
どこがどの部分になっているの?って感じでした。
魔法の美術館は、通常の展覧会では「禁止」されている、触ったり、大声を出したり、写真を撮ったりする事が全てOK!でした。世代を超えて同じ価値観で楽しめ、鑑賞者がまるで魔法にかけられたように体感できる現代アートの世界に触れてみませんか。