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開催・報告・お知らせ
IFBLS(The International Federation of Biomedical Laboratory Science:世界医学検査学会)で発表してきました。
2022.11.02
済生会富山病院 田近洋介
写真1 学会場であるスウォン(水原市)コンベンショナルセンター
第35回IFBLS学会(The International Federation of Biomedical Laboratory Science)が韓国のスウォン(水原市)で開催され、発表のため参加してきました。
韓国では、入国時のPCRが必須で出国時に陽性となれば、日本国内に入国ができなくなり、滞在費に多額のお金がかかってしまう!などの報道もありましたが、ちょうどPCR検査や申請などが緩和された次の日で、非常にスムーズに入国することが出来ました。
現地は快晴で、学会中の全日程で雨が降ることはなく、気温もスーツ着用だったため、少し熱いと感じるくらいの気温でしたが、快適に過ごすことが出来ました。
私が発表した演題名は、Hygiene Control during Pathological Examination Using Adenosine Triphosphateで、内容はコロナ時代もありますので、病理検査時の衛生環境を調査したものになります。発表は全て英語で行われ、表彰もありました。私以外の発表者は皆大学関係者であり、私を含め今後は市中の病院の方も是非積極的に発表し、参加していかなければいけないと改めて感じました。
写真2 ポスター発表
写真3 表彰状
発表後には日臨技の要請もあり、レセプションにも参加いたしましたが、エンターテインメントの国だけあって、大画面スクリーンに司会は韓国のキャスター3名、アーテストも歌手から、演奏者までプロが行い盛大なものでした。日本でやればモニターだけで1千万円するそうです。
写真4 学会レセプションには世界各国の参加者が参加し、 韓国のアナウンサーが司会をしていました。巨大中央モニター!
写真5 司会をされた韓国TVアナウンサーと
私にとっては久しぶりの海外で行われた国際学会参加で、規制もあり観光は出来ませんでしたが、レセプションを大いに楽しみ、日本から参加されていた、各大学の研究者の方や開催国の韓国の研究者との交流が出来たことも私の貴重な経験と財産なりました。
会員の皆様も次の国際学会に挑戦してみては如何でしょうか?楽しいですよ。
写真6 日臨技代表者の方々との記念撮影(筆者中央後方列)